宅ふぁいる便からファイル預かりメールを受信し、そのメールにあるダウンロードURLからファイルをダウンロードするのが宅ふぁいる便のファイル受信方法ですが、時々「ファイルがダウンロードできない」というトラブルを聞きます。
■期限が切れていないのに、ファイルが削除されダウンロードできない。
この場合は、受信側に問題はなく、送信側のトラブルでファイルがうまくアップロードできていない可能性があります。
宅ふぁいる便にはファイルがすでに存在しないので、再度送信先に連絡を取り、ファイルを再送信してもらってください。
■ファイルはあるがうまくダウンロードできない
この場合は受信側に問題がある場合が多く、例えばダウンロード用URLがうまくクリックできないというケースがあります。
通常はURLが1行になっているはずですが、稀に2行になっている場合はダウンロードできなくなります。URLをコピーし、メモ帳などに貼り付けて1行に直してからクリックすればOKです。
また使っているブラウザが合わないとか、インターネット回線が光など早い場合はいいのですが、遅めのADSLなどだと回線が細くて宅ふぁいる便からの受信がうまくいかないケースがあります。
宅ふぁいる便は50MBという大容量のファイルを送受信できるサービスですが、すべてのサービスは無料で利用できます。
こんなサービスは有料でもいいのではと思うのですが、なぜ宅ふぁいる便は無料で利用できるのでしょうか。
もともと宅ふぁいる便は、大阪ガスの社内や取引先とのファイルをやりとりするシステムを開発したのが始まりです。
大事なファイルをインターネットでやりとりできる仕組みが評判になり、一般公開が始まりました。
2007年7月現在で宅ふぁいる便の無料会員は90万人を突破し、1ヶ月当たり2万人以上のペースで無料会員は増えています。
宅ふぁいる便の運営・管理にかかるコストは、広告費の収入によってまかわなれています。90万人の会員に対してメールによるダイレクトな広告が打てるので、広告主にとっては魅力のあるサービスです。
宅ふぁいる便の無料会員は、利用規約に承諾した段階で、宅ふぁいる便便からのメールマガジンを受け取ることも承諾しています。宅ふぁいる便のサイトの広告と、会員向けメールマガジンの広告による収入は結構な額になるのでしょうね。
メールマガジンを購読するだけで宅ふぁいる便のサービスを無料で利用できるならありがたいものです。
宅ふぁいる便は会員登録すると登録したメールアドレスにメールマガジンやお知らせメールが届きます。
この宅ふぁいる便から送信されるメールが、3回連続してエラーになり送ることができなかった場合に、その会員は自動的に情報を削除されます。
なぜエラーメールになったメールアドレスの会員が登録情報を削除されるかと言うと、宅ふぁいる便の大容量ファイル送信システムを効率的に活用でき、なるべく多くの人にサービスを使ってもらえるよう、確認できない会員を無くしたいという理由からです。
メール配信3回ルールと呼ばれるこの決まりで、もし宅ふぁいる便の会員情報が削除された場合は、その会員のデータベースもすべて削除されてしまうので、宅ふぁいる便側でデータを復活することは不可能になります。
中には、メールボックスが一杯になっているのを知らずに放っておき、宅ふぁいる便からのメールが受信されなかったというケースがあります。この場合も宅ふぁいる便としてはメール配信3回ルールを自動的に適用してしまうので、宅ふぁいる便を利用している方やする予定の方は、メールボックスの容量にも気をつけてください。
もし万が一会員情報が削除されてしまった場合は、再度宅ふぁいる便への新規会員登録をすれば利用が可能になります。